思い出してみてごらん 君が子供だった頃を
何でもできると思ってた 何にでもなれると思っていた

お医者さんになりたい 画家になりたい
お嫁さんになりたい 政治家になりたい
世界一周したい 幸せな家族をつくりたい

思い出してみてごらん 君がハイハイしていた頃を
君は立つことができなかった もちろん歩くこともできやしない

だから君は歩こうとした 数の先のわからないほどに
何十回何百回って 何千回何万回って
倒れては立ち上がり 失敗してはまた挑戦して

どんなことがあっても絶対に あきらめるようなことはなかった
そして歩けるようになった できるとしか思えなかったから
できないなんてことを 知らなかったから


思い出してみてごらん 君が赤ちゃんだった頃を
すごくすごく輝いてた みんなに夢を与えていた
君のつくり笑いなんかじゃない 本物の笑顔は
まわりのみんなを 幸せな気持ちにさせていた
君に接する人達の持っている 本当の愛を引き出していた

一本のペンを渡せば 一日中遊んじゃう
いっぱいのアイデア あふれる喜び
泣いて笑って 怒って喜んで

あるがままにそのままに 思ったままに自分の感情を表現する
何一つ隠し事のない素直な気持ち 純粋な心
限界を超えた無限の可能性 毎日を楽しんでいた


思い出してみてごらん 君が生まれたばかりばかりの時を

父さんと母さんの親の愛が 夢へと変わって君が生まれたんだ
父さんと母さんの親の愛が 夢へと変わって君が生まれたんだ